都市伝説『帝京大学は国語を選択すると落ちる』

f:id:takiharajuku:20190225235037j:plain

 

滝原塾塾長滝原です。お久しぶりです。

医学部受験もだいぶ落ち着きやっとブログを書く時間ができました。

 

 

そんな今日は都市伝説の話をひとつ!

 

みんなで受験に向けて、志望校対策をしていたときのころです。

 

僕とチメが面談をしていたときのこと

 

僕「チメせっかく医学部予備校にいるんだから医学部受験してみたら?」

チメ「理科やってないから無理ですよ~。」

僕「帝京大学なら英語と数学と国語で受けられるよ。」

チメ「えっ?!本当ですか?じゃあ本番に向けての練習として受けてみようかな」

 

なんて会話をしていたら、

 

モーリー「帝京大学は国語を選択すると落ちるらしいですよ!」

 

僕「確かにその噂は聞いたことあるけど。モーリー、それ誰に聞いたの?」

モーリー「何かで見ました(笑)

僕「完全に都市伝説だよね。チメ、じゃあその噂を検証してみよう!」

 

さあ、ここからチメと僕の「帝京大学医学部は国語で受験すると合格できないのか」の検証がはじまりました。

 

まずは、簡単に帝京大学医学部の受験システムを説明すると

必須である英語に加えて、数学・物理・化学・生物・国語の5科目から2科目を選択する受験方法です。

自分の得意科目が選べて、さらに数学がⅠAとⅡBだけだから受験しやすい。

だから、多くの受験生が受験する可能性がある大学であると言えます。

 

では、その帝京大学の国語の問題はどんなものなのでしょうか。

よくある大学受験の文系の国語とは少し違いを感じます。文章が文系の国語とは多少違いがあり、読みづらさを感じる人もいると思います。さらに、知識問題が多い気がします。しかし、受験勉強をしていれば、しっかり7割から8割はとれるものです。

早稲田志望で、英国数を頑張ってきたチメなら十分7割以上は取れる予想でした。

 

 

さらに、『帝京大学医学部の国語は9割とらないと受からない』なんていう都市伝説も耳に入ってきました。

 

 

果たして、チメの結果はどうだったのか・・・・・

 

試験当日チメが帰ってきたので、国語の手ごたえを聞くと

チメ『7割5分~8割ぐらいだと思います。』

やはり少し癖があり、解きづらい印象ということでした。

英語は8割、数学も8割5分程度という話でした。

本番の手応えより実際の点数は下がることが多いので、噂通りであれば受からない点数でした。

 

 

しかし!

 

 

チメ帝京大学医学部合格しました!!お見事!

 

チメのおかげで都市伝説『帝京大学は国語を選択すると落ちる』の検証終了です!

 

結論『帝京大学は国語選択でも受かる!!

 

そして、滝原なりの見解です!

医学部を目指している人が理科科目を選択しないということは、それまで受験勉強がうまくいっていない可能性が高い子が多いということではないでしょうか?

国公立志望で国語が得意な人以外は、数学、理科が苦手だから国語を選択しているということではないかということです。

それでは、始めから合格は厳しいですよね。これが、『帝京大学は国語を選択すると落ちる』という都市伝説を生み出していると思います。

あとは、予備校の言い訳として使っていたものが、勝手に独り歩きし広まっているということも十分考えられます。

 

 

医学部受験にはこういったさまざまな都市伝説があると思います。

また、機会がありましたら検証をしてみたいと思います。

 

 

この時期は、私立後期の発表を待っていたり、繰上げの連絡を待っていたり、すでに来年に向けて動き出していたりさまざまな方がいると思います。


みなさんの努力の結果、花が咲くことを祈っています。